女性専用フィットネスジム ボディリペア青山

ピラティス、パワーヨガ、スロトレ、加圧トレーニングなどエクササイズの方法も多様化している今日この頃ですが、いわゆるスポーツクラブやジムも特徴的なサービスを行なうところが増えてきています。

エントランス、フロント、ロビーともに高級感がただよっていました…。
その中でも、特にガイドが興味深いと思っているものの一つが「女性専用」の看板を掲げるジムやスポーツクラブです。実際にはあまり聞いたことはありませんが「スポーツクラブで男女の出会いとかあっても(あったほうが?)いいんじゃないの?」という素朴な疑問を持ちつつ、東京都港区南青山にある女性専用フィットネスジム「Body Repair aoyama(ボディリペア青山)」におじゃましました。


男子禁制

ボディリペア青山の特長の一つは、会員はもとよりスタッフまで全てが女性であるということです。つまり、男性であるガイドは営業時間中は館内をうろついてはイケナイということ。早朝会員さんが入る前に館内を案内してもらい説明を受けました。


女性専用であるメリット

女性にフィットする少し小さめのマシン群。ウエイトも細かく調整できます。
清潔感のあるジムの中は、一見普通のトレーニングジムのようで微妙な違和感。それもそのはずでトレーニング用のマシーンのサイズが一般的なジムのものよりいくぶん小さめものばかり置いてあるのです。聞くところによると、平均的な女性の体型は平均的な男性の体型より小さく、当然使用するマシン類も女性の体型に合ったものを使うのがいいとのこと。なるほど女性専用ということの最大の利点は女性の身体に特化し効率がよいエクササイズができることにあると理解しました!

また、別の利点では化粧や服装を気にせずにジムを利用できることもあるとのこと。汗をかいたり、時にはトレーニング中に思わず声を出したりするジムでは、男性の目を気にせずにトレーニングに専念できることは確かに女性にとってメリットになるはずです。


もちろん有酸素系のマシンもあります。
ちなみに男性がいないと女性のトレーニングウエアーの(肌やボディラインの)露出は増えるか?減るか?を尋ねてみると「増える」とのお答えをいただきました。

理由はどうであれ、このこともトレーニング中の姿勢のチェックや自分自身のボディラインのチェックには良い傾向だと思います。

ボディリペア青山の特徴


リラクゼーションスペースも充実!(ハーブテントサウナ)
まず第一点として効率よく安全にトレーニングを行なうために個人個人に女性のトレーナーがついて指導、補助を行なう(パーソナルトレーナー)システムが導入されていること。また、それに先立ち専用の機械を使った全身の筋肉量のチェック等も行なうため全体的に非常にきめの細かい指導を受けることができます。

トレーニングのスタイルは反動を使わずに、じっくり(ゆっくり)と付加をかけて筋肉を鍛えるスロートレーニングをメインに採用。女性の身体の引き締めにはこのスタイルが最も効果が高いとのことです。

さらに、アロママッサージやハーブを蒸したサウナテントなど癒しの空間も充実。

正直男性専用のジムはいかがなものか…と思いますが、女性専用ジムは機能や効果の面からも、メンタリティの面からも非常に有用だと思いました!

■取材協力
ボディリペア青山
東京都港区南青山3-4-8 トレディカーサB1F
TEL 03-5474-3131

肥満と動脈硬化の怖い関係 日本男児が膨張している!

膨張する日本男児!
そのリスクを十分承知した上で自ら太っているスタイルを選択した人に対し「やせなさい」というのは余計なお世話である。ダイエットガイドは日頃から、そう思ってます。

一方で、肥満以外の健康障害が見あたらなかった時は太っていることを一向に気にしなかったのに、実際に痛風になったり、医師に血糖値が上がっているといわれ慌ててダイエットを志す男性がここ数年急増しているというという実感もあります。

私が師と仰ぐ田仲先生。生活習慣病の予防・治療にご活躍中です!
そもそも糖尿病を含む生活習慣病が増加しており、実際に肥満している者の割合は女性より男性の方がはるかに高く、さらに女性は若い時からダイエットへの感心が男性より高いという現状からすれば当然の帰着とも言えますが、日本肥満男児たるもの、脳卒中や心筋梗塞の一つや二つで慌てふためくことがないように、肥満と病気の関係についてこの際知識を深めておきましょう!

そこでお訪ねしたのが、肥満先進県沖縄において、肥満を含む生活習慣病の予防・治療に精力的に活動されている医療法人豊見城中央病院糖尿病・生活習慣病センター所長の田仲秀明先生です。

死因トップはガンではない!?
「河口さん、日本人の死因のベスト3を知ってますか?」

「確か1位がガンで、2位と3位は心疾患と脳血管疾患だったと思いますが…」

「その通り。でも、2位の狭心症や心筋梗塞などの心臓病と3位の脳梗塞などの脳血管障害は共に血管が狭くなって詰まる病気…つまり動脈硬化症なんですよ。動脈硬化で脳の血管が詰まるか、心臓の血管が詰まるかという違いです。」

「そしてこれら二つの疾患を共に動脈硬化症というくくりで見れば、実は死因第1位の悪性腫瘍(ガン)に匹敵する死因が動脈硬化症ということになります。ただし、ガンに比べて動脈硬化症というのはその危険因子が明確なため予防しやすいという特徴もあります。」

動脈硬化症のリスクを高める危険因子には「加齢」「性別(男性)」「遺伝」など、変えることができない「不変因子」と「高血圧症」「高脂血症」「耐糖能異常」「肥満」「喫煙」「運動不足」「ストレス」など、改善できる可能性がある「可変因子」との2種類があるとのこと。そして動脈硬化症を予防したければ、当然”可変因子”を減らしていくことが大切であるということです。



動脈硬化症のリスクを高める可変因子と不変因子

「ただし、可変因子のうち「肥満」「高血圧」「高脂血症」「耐糖能異常」は非常に結びつきやすく、私は5年ほど前から「だんご4兄弟」と呼んでいるんです」

「兄弟?」

「肥満」という名のお兄さん
「そう、とても仲良しなんです。そしてみんなで協力し合って向かう先は動脈硬化症です。今回はそんな動脈硬化の危険因子の長男である『肥満』についてお話しましょう。」

「肥満が長男ですか…」

肥満には内臓のまわりに脂肪がつく内臓脂肪型の肥満と皮膚の下につく皮下脂肪型の二種類がありますが、最近の研究で特に前者の内臓脂肪型の肥満が問題であることが分かってきたそうです。



内臓脂肪肥大が引き起こす動脈硬化のメカニズム

それは、内臓脂肪はそれが肥大化することによりさまざまな生理活性物質(アディポサイトカイン)を出して動脈硬化を助長するためで、例えばPAI-1(パイワン)と呼ばれる生理活性物質は、血液をドロドロにするのを助け、HB-EGFは血管を狭窄させ(細くすぼませ)、レプチンはもともと善玉ホルモンではあるが、それが出過ぎる(抵抗性が出る)と血圧を上昇させ、TNF-アルファーはインシュリンの働きを悪くするなどの働きがあるからだとか。

「先生、この長男はこんな悪いことを弟たち(高血圧、高脂血症、糖尿病)が出てくる前から始めるということですか?」

「そうです、特に糖尿病は病気と診断される前にインシュリン(血糖値を下げるホルモン)をたくさん出して見かけ上、血糖値が上がらない(糖尿病と診断されない)”代償期”というのが数年、場合によっては数十年ありますので、実はそのような病気と診断される前から動脈硬化が進行している可能性があるのです。」

内臓脂肪が肥大化しているだけで動脈硬化が進行している可能性がある…なんとも恐ろしい話です。

日本男児が膨張してしまう理由とは?

ご利用は計画的に…
「話は変わりますが、どうして今、男性を中心に肥満を含む生活習慣病が増えているんですかねぇ?」

「さまざまな理由はあるでしょうが、やはり食生活の変化が大きな要因であると思います。」

「肉類や油脂類の消費比率が増えたいわゆる食の欧米化のことですよね?」

「そうです。私たちの体質に合わない食生活のツケが肥満を生んでいると思います。ご存じのように戦後の日本は特に食の欧米化が進んでいますから。」

ご自分で研究されたデータも含む50ページ近い資料を開きつつ、糖尿病の怖さや内臓脂肪を減らす重要性について力強く語る田仲先生。欧米型食生活がいかに体質に合わないかということの証拠の一つとして、日本人に比べ日系米国人の生活習慣病に関するデータが悪いことや、そもそも日本人と欧米人では肥満に関係する遺伝子が違う割合で存在する(遺伝的な体質も違う)ことなどを教えていただきました。

それが全てではないにしろ、やはり欧米的な食生活になり、脂質由来のエネルギー摂取比率が上がっているのは、私たち日本人の健康のためにはよろしくないようです。

「お腹周り>身長の半分」は要注意!

右が皮下脂肪型の肥満、左が内臓脂肪型の肥満(白い部分が脂肪)
「やはり太りすぎはよくないですね。いや、正確には太りすぎというより内臓脂肪の肥大がよくないんですよ。その点で私は体重よりもむしろお腹周りを気にしなければならないと考えています。具体的には身長の2分の1までを一つの目安にするといいですね。これまでの健康診断のデータから、身長の2分の1よりお腹周りが大きくなると、動脈硬化につながる病気の発生率が高まることがわかります。」

「話は戻りますが、動脈硬化の危険因子に性別(男性)というのがありましたがあれはどういうことですか?」

「実は動脈硬化症へのなりやすさは男性と女性では違うんです、おそらく女性ホルモンの影響でしょうが男性よりも女性の方が動脈硬化からは守られているのです。」

■あなたは男性ですか?
■お腹周りの(ズボンの)サイズは身長の半分より大きくはないですか?
■タバコを吸っていませんか?
■運動不足ではありませんか?

心当たりが多い方、一見健康そうに見えても、もしかしたらすでにあなたの体内で動脈硬化がスタートしているかもしれませんよ…。

体重計選びのもう一つの選択 孤高の体重計

■進化する体重計

いつのころからか定かではありませんが世に「隠れ肥満」なる言葉が登場したころから「ダイエットで減らすべきは体重ではなく体脂肪である」という主張が多く聞かれるようになりました。

そして、その主張に呼応するかのごとく、体重のみならず体脂肪の量を推計するいわゆる「体脂肪計」が一般家庭に広く普及していったのはご存じの通りです。

体脂肪計の普及と進化は止まりません。今では筋肉量や内臓脂肪量、基礎代謝量までも推計する体脂肪計も登場し、呼び名も「体脂肪計」から「体組成計」と変化しながら市場でのシェアを増やしています。

さて、そのような方向での体重計の進化はそれはそれで大いによしとして、実は私がもう一方で進化を止めないで欲しいと願う体重計の流れがあります。

それは体重”のみ”をより正確に精密に測定する「体重計」の進化の流れです。

■確かに体脂肪計の利点も多いのですが…

実際に人に体重計は何が良いかと聞かれた際の私の答えは、一つなら汎用性も考慮して「100g単位で体重を計測でき、体脂肪率も推計できる体重計(体脂肪計)」を紹介します。

しかし、もう一つ選択肢を増やすチャンスを与えられれば、ピンポイントでおすすめするのが株式会社A&D(エー・アンド・デイ)が発売する「UC321」と呼ばれる体重計です。

その特徴はなんと言っても「50g単位」で体重が測定できる高精度の体重計であること。日々の微妙な体重の変化をとらえるためにはこれ以上の家庭用体重計は存在しないと言ってもよいでしょう。

■”勝負体重計”として他を寄せ付けない存在感

ダイエットガイドとして活動している関係上複数の体脂肪計を持っている私ではありますが、実際に自分の体型が気になり出した時に利用するのは体脂肪計ではなくこの体重計(UC321)の場合がほとんどです。

その理由はあくまでも個人の”こだわり”の域を出ない話ではありますが、まず一点目は究極的には気になるのは”体型”であり体脂肪率でも体重でもない(場合が多い)ということです。

つまり、目的を達成するためには、体脂肪率も体重も変化を計る”目安”の一つにしかすぎず、それならば日々の変化を安定して表す”体重”を目安にしたほうが安心感があります。

また、50g単位での測定により、非常に短い周期で体重減少という成功体験を味わうことが可能で、あせることもなく、しかしながら着実な体重減少の確認を続けることができるという好環境の中でのダイエットが可能になります。

最期はシンプルなデザインと操作性。

計測機器の新規購入の際にはぜひ選択肢の一つに入れていただきたい一品です。

週末の達人式ダイエット、その極意

「時間の有効活用」のプロが語るダイエット術

時間を他人より2倍うまく使う技術/小石雄一著/実業之日本社
サラリーマンの傍ら、週末や就業後の時間を利用して20冊以上の著作を物し、かつ現在でも年間100回以上の勉強会やパーティを主宰している、週末の達人こと小石雄一氏にお話を伺う機会がありました。

特に私が小石氏に教えを請いたいと思っていたのは、氏の得意分野の一つである時間の有効利用についてです。なぜならダイエットのために運動するにしろ、食について勉強するにしろ“多忙”が障害になっている方が多くいらっしゃるはずで、その解決の糸口を得たかったためです。

ところが、そんな私の下心を知ってか知らずか、小石氏が、かつて100キロ近くの体重があり、かつ3ヶ月で18キロのダイエットをした経験があることを話してくださいました。

その話の内容をまとめると次の通りです。
多忙でダイエットができないと思っている方必読です!

食べる総量を減らす!? シンプル理論「総量制限」

沖縄で講演中の小石氏。かりゆしウェアーが似合っています。
小石雄一氏が主宰するパーティには、食をテーマにしたものも多く、自他ともに認めるグルメであります。そんな氏が選択したダイエットの基本理論は総量制限。食べる総量を減らせば摂取するエネルギーも減り、やせていくといういたってシンプルなものです。

具体的には、朝食を食べない。そして、お昼は自宅で作ったおにぎり2つ。夕飯は自由というスタイルです。この結果、昼休みに自由になる時間が増えて、さらに時間が有効に活用できるようになるというおまけもついてきたとのこと。また、外食でのランチは揚げ物が多く、また和食にしても糖分が多いのでそれをやめることはダイエットに効果的だとの指摘もありました。

結果論ではありますが、氏が取った方法によく似たダイエット法で、BOOCSダイエットというものがあります。

達人ならでは! 逆転の発想

おにぎり2個でもパワー全開!その訳は…。
朝を抜いて昼はおにぎりだけにする。シンプルな方法ではありますが、そのような状況で全くお腹が空かずに一日中過ごせるというわけではありません。また、そのような状況を見て「そんな食事では力がでないだろう?」と聞いてくる同僚もいたそうです。

そんな時はライオンの話をするという小石氏。「ライオンが全力で狩をするのは空腹の時ですよ。お腹がいっぱいの時は彼らは寝ているだけ。お腹が空いている時こそ動物は全力が出せるものです」。これは他人に対してだけではなく、自分に対してもそう言い聞かせることで、空腹時の集中力アップに役に立つとのことです。

「お腹が減った時が、エネルギーチャージ完了の報せ!」この発想は全てのダイエッターにとって、ダイエットを非常に楽にすることでしょう!

また、もう一つの発想は「これまでに美味しいものはもう十分食べている」と思うこと。

世の中、新発売や幻の食材、○○限定などの食品で溢れています。しかし、それらを試しても、今まで食べたことがあるもの以上に美味しいものにはほとんどめぐり合えないのが現実ではないでしょうか?「とりあえず美味しいものは一通り食べ尽くした…」と達観することは、確かにダイエットをする上で有益この上ないもであると思います。

2、3キロなら楽しんで歩く

最強の時間術/小石雄一著/PHP研究所
時間を有効活用するために、それまで移動手段はタクシーを主に利用していた小石氏ですが、さすがにダイエット中は2、3キロの距離なら積極的に歩いて移動するように発想を転換したそうです。ただし、歩数計のような機器をつけてノルマを課すのは良くないとのこと。ノルマが課されると楽しく歩けなくなるからという理由です。


やっぱりお酒は止める
美味しいお酒を飲みながらのホームパーティも主宰する小石氏ですが、ダイエットをすると決めた3ヶ月間は夜のお酒は一切控えたそうです。その際「血管が詰まりかけているので、酒は医者に止められている…」と、お酒を断るための決り文句を用意していたとのこと。さすがにこう言われると、長年の飲み友達もお酒を無理に勧めなくなったそうです。

減った体重をいかに維持するか?
減った体重を維持するために、今でもいくつかの心がけをしているそうです。

例えば毎日がハレの日(祝い事)の食事にならないようにすること。具体的には「牛肉は大阪の鶴橋で食べる。てびち(豚足)は沖縄で食べる」などと食べる場所を決めて、無節操に豪華な料理ばかりを食べることを防止。

また、基本的に料理は自分で作り、お酒も他人にできるだけ注がせずに自分で注ぐ。そうすることで料理の種類や量の主導権を他人に奪われないようにするのだそうです。

以上、週末の達人式ダイエットを参考にすれば、超多忙ダイエッターも、ダイエットの達人になること間違いありません!

■参考:小石雄一(こいし ゆういち)アフターファイブや週末を利用して、情報ネットワークやビジネスマンのライフスタイルを研究し、自分独自の新しい生き方を創造、実践中。「話飲(ワイン)の会」「知的生産の技術研究」「プラス思考の会」など各地で精力的に開催。著書に「週末」の達人(PHP研究所)、「知」の勉強法(ベストセラーズ)、「人脈づくり」の達人(祥伝社)など多数。

あなたを痩せさせない「魔物」はなんだ?

忘年会、クリスマス、正月、新年会とイベントラッシュが一段落する1月下旬。いわゆる冬太りや正月太りの解消のため、そろそろダイエット始めをむかえる方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、これまでダイエットをしたことがない方でも、新年の目標として新たにダイエットが加わった方もいるはずです。


冬太りしていませんか?
そこで、今回は今年のダイエットをスムーズに成功させるために、いくつかのアドバイスをさせていただきたいと思います。

二つの視点

大枠な話ではありますが、そのダイエットでその人が成功するかどうかは、二つの視点を持って判断しなければなりません。

その一つはそのダイエットで本当に痩せるのか?という視点です。

例えば昨年は寒天を食べてやせる、いわゆる”寒天ダイエット”がブームとなりました。しかし、恐らく「寒天を食べさえすればやせる」といった”ノリ”で寒天ダイエットを始めた方の多くは、寒天ダイエットでは痩せなかったことと思います。


飽きるまで食べた方も多いのでは…?
それは、そもそも寒天は食べさえすればやせるような食品ではなく、これまでの食事の一部を寒天に置き換えて、その結果どれだけエネルギーの摂取量を(吸収量も含め)減らせたかが真のダイエットポイントであるからです。

すなわち、個人差はあるにしろ、ある一定以上寒天を食べなければ(置き換えなければ)痩せるという現象はおこりません。また、その痩せる量に達していなければ、いくら寒天を食べてもダイエットをしていないのと同じだとも言えます。

ダイエットを行なうに当たっては、ただ単に行なうのではなく、当然のことながら「実際にやせる」ことが大前提でなければなりません。

次に、そのダイエットが楽しいか?という視点も大切です。当然ながら、楽しくなければ続かないからです。寒天ダイエットと同じく昨年はにがりで痩せる”にがりダイエット”も流行しました。


やはり食事は美味しく楽しく…がいいですよね。
にがりは、その成分マグネシウムの影響で(健康的かどうかは別として)ある程度の量を摂取すれば消化不良をおこし痩せることが可能です。ところが、実際には味が悪いため、やせるほど食品に混ぜて楽しめる人はあまりいません。

結果ブームは短い期間で収束してしまいました。つまり、楽しくないので続けることができる人が少なかったのです。

結論を言えば、上記の二つの視点「実際にやせる」と「楽しい」を同時に満たすダイエット法を選ぶのが成功するダイエットの第一歩と言えます。


あなたを痩せさせない「魔物」

ダイエットが失敗する要因はダイエット法のシステム上の問題ばかりではありません。それは、あなたの生活習慣やダイエットに対する態度にも原因があるかもしれません。

BMIによる目標体重の設定 目標は美人の体重?長寿の体重?

スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、集中力を高め、やる気を持続させるために達成すべき「目標」をかかげますよね。ダイエットでも同じです。やる気を維持し、計画的にダイエットを成功させるために、ぜひ最終的に到達したい「目標体重」を設定してください。

ただ注意が必要なのは、この目標体重は目的に応じて設定されなければならないということです。例えば健康のためにダイエットをする人が、やせすぎたためにかえって健康を損ねたり、美容のためにダイエットをする人が、納得のいかない中途半端な状態で燃え尽きてしまわないようにムリも無駄もない適正な体重に設定することが大切です。

そこで、目標体重設定のために参考となるのがBMI(ボディ・マス・インデックス)という体格指数から導きだされた「標準体重」です。BMIとは以前メルマガでも紹介しましたが、体重(kg)を身長(m)で2回割った値のことです。例えば体重60キロで身長が158cmの人のBMIは60÷1.58÷1.58で約「24」ということになります。またこのBMIが「22」になる体重のことを「標準体重」と言います。

ところでなぜBMIが22の時が標準なのか知っていますか?それは、この時が最も病気になりにくいというデータがあるからです(日本肥満学会)。つまり、逆にいえば、このBMI=22の体重が、健康のためのダイエット目標体重の目安ということになります。

ちなみに自分の標準体重の計算のしかたは「自分の身長(m)×自分の身長(m)×22」となります。念のために例を挙げると、身長158cmの人の場合「1.58×1.58×22」で約「54.9」キロとなります。

さて、次に美容のための目標体重の目安について考えますが、言わずと知れたことですが現代の美の象徴は先の標準体重よりはるかにやせているところにあります。厚生省が平成10年に行なった国民栄養調査によると、15歳から39歳までの女性の理想体重はBMIで「19」程度という結果がでています。これは標準体重より7・8キロ低めの体重です。

実際問題として、美意識は人それぞれ違いますので、別にこの体重を目標体重とする必要は全くありませんが、一応多くの人が理想としている体重を知っておくことで、行き過ぎたダイエットに歯止めをかけることもできるので、覚えておいてほしい数値ではあります。ちなみに日本肥満学会の肥満判定基準の「やせ」はBMI「18.5」未満ですので、健康のことも考えるなら美容のためのダイエットとはいっても、目標体重はこの数値(BMI=18.5)を下回らない範囲で設定するのが賢明です。

最後に面白半分でネット上にながれる有名人の体重と身長(公式データではありません)からBMIを計算してみたら、松嶋菜々子「16.9」内田有紀「16.9」浜崎あゆみ「16.6」広末涼子「16.0」木村佳乃「16.9」とトンデモナイ数値になってしまいました。ここまでくれば完全に危険域ですので、決して挑戦などしませんように…。

たかが体重測定されど体重測定!

「武道は礼に始まり礼に終わる」と言うならば「ダイエットは体重測定に始まり体重測定に終わる」と申し上げたい。なんて仰々しく書き出したのにはちょっと訳があります。それはダイエットを志す人は多いけれど、ダイエットに役に立つ体重の測り方を知っている人は案外少ないからです。

たとえば、体重を測るタイミング一つにしても、食事の前後、トイレの前後、睡眠の前後、運動の前後などでは数百グラムから場合によっては数キロの体重の変化があります。にもかかわらず、思いつきで体重を測って一喜一憂している人をたくさん見かけます。また、せっかく体重を測っても記録していないために、いつ、どのような状況で体重が減ったのか、つまり何がダイエットに有効だったのかを見過ごしてしまうもったいない人達がたくさんいるのです。

という訳で、ダイエットに役に立つ体重の測り方について「初級」「中級」「上級」に分けてお教えしましょう!

「上級編」
いわゆる病院での肥満治療や肥満カウンセリングなどで使われている方法です。といってもその気になれば誰にでもできる方法です。

まず、最低でも200グラム単位で測れるデジタル体重計を用意します。次に、以下の4つのタイミングで体重を測定します。
○起床直後
○朝食直後
○夕食直後
○就寝直前
注意しないといけないのは、あくまでも直前直後にこだわるということです。たとえば起床直後は水を飲んだり、トイレに行ったりする前、あくまでも起きてすぐ(直後)に測らなければなりません。そして右図のような折れ線グラフを作ります。どうしても測れなかった時は空白にします。

グラフから分かること
生活のスタイルによって違いはありますが、おおむね食生活が安定している人は、一定のパターンの波形を描きます。逆に言えば波形が整わない時は、欠食や間食、またはドカ食い、ヤケ食いなどで、食生活が乱れたことを意味しています。つまり波形が乱れた時(日、週)に、何があったのか?何をしたのかを考えることで、あなたのダイエットの障害や弱点がわかるのです。また、きれいな波形を描きながら徐々に体重が落ちていくようであれば、理想的なダイエットを行っていると言えます。

「中級編」
1日4回の体重測定はちょっと難しいと言う方におすすめするのが、起床直後と就寝直前に体重を測り記録する方法です。起床直後の体重は食事や排便など大きな体重の変化に影響されないため、日々の変化を正確に把握するのに役に立ちます。また、就寝直前の体重測定は、夜食の抑制や一日という単位でのダイエットの進行状況を把握するのに役に立ちます。ちなみに、就寝直前の体重が起床直後の体重より同じか軽いなら、その日一日のダイエットは成功したと言えます。なぜ体重が同じでも成功かといえば、人は寝ている間に必ず体重が減るので、起床直後の体重=就寝直前の体重なら、次の日は必ず体重がその日よりも減ってスタートするからです。

「初級編」
いつかは本気で始めるけど、今はダイエットを一休みという人や、体重よりも体脂肪を減らしたいという人におすすめする体重測定のタイミングは起床直後です。最も手軽に長期的な体重の変動を把握することができるからです。

以上がダイエットに役に立つ体重の測り方ですが、定期的に体重を測りグラフ化するということは、自分に合ったダイエット法を見つけたり、ダイエットの進行状況を視覚的に把握できるというメリットだけではなく、自分がダイエット中であるという意識を定期的に思い出させてくれる効果もあります。とにもかくにも本気でダイエットに挑戦しようとする人は、まず基本中の基本「体重測定」をマスターしましょう!

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